たかはた農園で実際に行われている農作業を、月ごとにご紹介します。
子どもが田植え機に乗ってくるようになった。
一往復だけのつもりが何度も何度も乗ってくる。
邪魔くささの頂点です。
そしてせっかく乗っても下向いて機械に付いたドロとかで遊んでいる。
自由でいいねぇ。
辛かった代掻き。
普通、4回もかければ仕上がるところを6回、酷いところは7回必要となった。
終わりが見えなかった。
夢の中でも代掻きをし、目が覚めたら代掻きの始まりだ。
だけどロータリーのせいにはしなかった。
私の尊敬するKさんが、同じロータリーを使って上手に代掻きをしているからだ。
道具が悪いんじゃない。使い方次第なんだ。
私は毎年々々、試行錯誤を繰り返した。
蛇行運転。半歩ずらし。逆回り。縦長の圃場を横にかけたり。
ところがである。
いつからだろう、彼のロータリーが変わっていたのだ。
なんて日だ!!
小さいトラクターで肥料をまきます。
妻の”ち〜ちゃん”が手伝いに来てくれていたので、この写真は彼女に撮ってもらいました。
今までずっと一人でやってきたので、はかどっているおとなりの夫婦が羨ましかったのですが、
この日は大変助かりました。
私が撒いてる間は多少ヒマで不満な様子でした。
肥料をまき終わったら排水口を塞ぎ、水を入れます。
木の板を探してきて切るところからはじまります。
板とビニールと泥で塞ぐだけですが、これだけでもけっこう時間がかかります。
わりと面倒くさい作業ですが、これをいい加減にやると水が漏れて
いくら待っても思うように水がたまりません。
田んぼは大きいので、何度も何度も排水口側まで行って確認し手直ししてはいられないのです。
田起こしです。
ただトラクターのロータリーで起こすだけですが、
田んぼが乾いていないと細かくならず、代掻きで大変な思いをすることになります。
そればかりか機械がハマってしまう危険性もあります。
私はハマるのが大嫌いです…。
天候の悪い年は本当に苦労します。
あまりにも乾かない場合、再度溝切りをしたり、暗渠(田んぼに埋設してある下水)の穴を探して
田んぼを刺して歩いたり。考えただけでも疲労感を覚えます。
また、ロータリーの回転や深度にも気を使う必要があります。
エサを探しに来るカラスが憎たらしいです。(完全に逆恨みです)
きゅうりのベッドを作ります。
畝をたてながら、灌水チューブとマルチを同時に引っ張ります。
向こう側の端だけ、どうしてもトラクター1台分空いてしまうので
その部分だけ手作業でベッドをつくります。
これが辛いんです。
機械の偉大さが垣間見られる場面です。
きゅうりを植えます。
今年もお義父さんとお義母さんに手伝ってもらいました。
暑いハウスの中、本当にありがとうございました!
2013年、山水が染み出し、水が入ってしまった田んぼ。
暗渠(埋設されている下水)に流れるようになっていたが、壊れたのだ。
当然乾かすことができなかったので、そのまま起こさずに代掻きになった。
農道淵に下水を掘り、田んぼに入れない措置をした。
ミニユンボを借りてきて作業をしました。
現場でイタズラをしたことはあるが、本格的に作業を行ったのはこれが初めてです。
楽しかったです。
|